(お台場 青海地区の地図 臨海副都心HPより)
今年の3月に石原都知事が東京ビッグサイトを拡張するという発言をされてからなかなか詳細が発表されないので東京ビッグサイト拡張について予想してみました。
■現状の東京ビッグサイトについて
場所:江東区有明
広さ:80,660平方メートル
参考:JETRO HP
■ライバルとなる中国の展示場の広さ
80,660平米と聞くと広そうですが、ドイツ最大の展示場だと46万平米もあります。さすがにそこまでは厳しいのでおそらくライバル視というかここにだけは負けたくないと思っているであろう中国の展示場の広さを確認してみます(韓国の展示場は現状の東京ビッグサイトより小規模のため省略)。
中国最大の展示場 中国進出口商品交易会展覧館
場所:マカオそばの広州
広さ:130,000平方メートル
参考:JETRO HP
JETROのHPに記載されている名前は古いので、もしかしたら拡張されてるかもしれません。
■東京ビッグサイトを拡張できる候補地
拡張先として私として予想しているのは今まさにお台場合衆国も開催されている下記の区画でいずれも進出業者が決まっていないにも関わらず現状募集がかけられていない区画です。
青海P区画 20,100平方メートル 森ビルとの本契約不成立
青海NO区画 35,892平方メートル 平成23年10月公募取り下げ
青海R区画 29,600平方メートル 東京建物との本契約不成立
(Q区画がガンダムのあるダイバーシティ東京です)
R区画のみウェストプロムナードを挟みますが現状の東京ビッグサイトも陸橋多用していますので問題ないでしょう。
P,N,O,Rの4区画合計で85,592平方メートルあります。
展示スペースがどれぐらいになるかはわかりませんが、8掛けだとしても68,000平方メートルの展示スペースを確保できます。
現状のビッグサイトともし上の地区を拡張先とした場合には、合計するとなんと148,660平方メートルとなり中国の130,000平方メートルを超えてアジア最大級となります。
逆にR地区を除くと中国を抜かすのが難しくなるので4区画を一体として整備する可能性が高いように思います。
東京ビッグサイトの拡張は、今東京都がすすめているアジアヘッドクォーター特区プロジェクトと連動していることからアジア最大級の広さを目指す可能性はそれなりに高いのではと予想しています。
今後発表されるであろう東京ビッグサイトの拡張については今後も当ブログで追っていきたいと思います。