次の東京都知事 猪瀬直樹さんの「決断する力」を読んでみた

次の東京都知事 猪瀬直樹さんの「決断する力」を読んでみたCool Samurai Blog

石原都知事が辞任を表明したので、石原さんが後継に指名した猪瀬さんの「決断する力」という本を読んでみました。

本の内容については、Amazonのカスタマーレビューが参考になります。

主に震災直後に全く役に立たなかった某首相、某大臣以下の国に対して東京都がいかに動いたかというノンフィクションなので、すごく面白い本というわけではないですが、石原さんと猪瀬さんの人柄、リーダーとしての器を理解するにはとても参考になるかと思います。

 

私はアジアヘッドクォーター特区関連等、東京都の動きを都のHP等でよくチェックしているのですが、東京都はかなり優秀でいい働きをしているように感じることが多いです。

国も例えば現在の太陽光発電の取り組みなど一部では結構素敵な感じですが、全体としては?なことも多いです。

 

もちろん人によって評価はわかれるかもしれませんが、このような違いが生まれるのは、よくも悪くも大規模な組織の上に立つ人(リーダー)によるところが大きいのではと思います。

 

大企業も自治体もそうですが、働いている方は基本的には優秀な方が多いと思います。好景気で右肩上がりの時代なら、今までの延長線上を走るだけの秀才タイプのまわりの意見を良く聞くリーダーでも大丈夫かもしれません。しかし、現在のようなかじ取りが難しい時代には、物事を前に進めようとする革新的な(「変人」と猪瀬さんがいう)リーダーが必要だと私も思います。

 

そういう意味で猪瀬さんが東京都の都知事になってくれることは、東京都にとっても都民にとってもとても好ましいように私には感じます。

 

この記事を読んでも?という感じで 、猪瀬さんって作家?でしょ、ぐらいのイメージしかない方にはこの「決断する力」という本はとってもおススメです。

 

逆に、猪瀬さんってあの東京都副知事で震災の時とかしっかりと情報発生したり、気仙沼での救助や千葉の製油所消火のためにルールすっ飛ばしてどんどん組織を動かした人だよねっていうぐらい知っている方にはちょっと物足りない内容かも知れません。

みなさんはどちらのタイプでしょう。




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