最近インフレが意識されてきたので、本屋でインフレ関係について書かれている本を読みたいなと探していたところ、なかなか興味深い本に出会いました。
タイトル:日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル
著者:橘玲
タイトルも表紙も仰々しい感じがなかなかいい感じですが、今月発売ということもあって内容も今どきです。ギリシャやキプロスのように日本ももしも国家破綻とか預金封鎖になったら怖いな、インフレ対策とかどうしようともし考えている方がいれば、一度読むことをオススメします。私はこれ読んでだいぶ気が楽になりました。
2013年以降のストーリーとして①楽観シナリオ、②悲観シナリオ、③破滅シナリオが考えられ、③の破滅シナリオも3段階と段階経てやってくる
どのシナリオが来たとしても(③破滅シナリオのみ第1段階まで)もっとも有効な選択肢は〇〇です、
というのを理路整然とリスクとリターンをしっかりと考えた上で書かれています。
ちなみに、特にこういう国家破産のリスクとか気にしていないという方であれば特に読まなくてもいいと思います、途中までは結果的にあまりかわりませんので。
同じ著書のマネーロンダリングがなかなか面白かったので、この著者については結構気にいっています。
タイトル:マネーロンダリング
著者:橘玲
こちらのマネーロンダリングといっても個人が自分の資金を海外に送るといったことをテーマにした小説ですので、少し古い本ですが、個人で香港のHSBC銀行に海外口座を作ろうという時とかに参考になると思います。今とは多少違うでしょうがおかれている状況はあまり変わりませんし。
ちなみに読まないで海外に口座作りに行ったりすると普通にカモられると思います、なかなか実践的です。