あまり見慣れない言葉だと思うけど、
現実の世界にアニメーションというか3D映像を
投射し、現実にそこにあるかのように見せるという
SFのようなアニメのような世界が
現実になりつつある。
まず、これにより便利になるかどうか、
それはわからない。
でも興味をそそる面白いもの、自分の中では
そういう位置づけのものです。
昔からそれなりに概念としてあったけど
実は技術者に多大な影響を与えたのは
NHKのしかも教育番組のアニメ「電脳コイル」。
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ほんと、小学生ぐらいの子供向けの
アニメなんだけど、
たぶん世の多くの技術者に新しい世界を
強烈にイメージさせたという意味では
すごいアニメで、大きな影響を与えたと思う。
そして、それに触発されて
東大卒の田中さんという人が作った芸者東京というベンチャーで、
作ってしまったのが
世界初の電脳フィギュア
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(かな~りアキバ系なので、注意)
これはカメラを通すと
そこに物があるように映し出される(立体合成)される技術。
しかも、ある意味触ることができるという意味で画期的。
ここから、各種の拡張現実のソフト、サービスが
開始されている。
特に有名なのがセカイカメラ
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ここまでが現在。
ここから先が近い将来に現実になるであろうと
自分が予想していること。
実はこの領域と待ったく別の領域でも
技術革新が起きている、それはプロジェクターの超小型化。
今やプロジェクターが組み込まれた携帯電話までが
実用化されている
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つまり、
今はカメラと液晶モニターを通さないと
見ることができない拡張現実が
カメラで認識し、プロジェクター(今よりもずっと強い光量が必要)で投影することで
本当に目に見ることができ、かつ触れることができる
バーチャルな存在を作り出すことが可能になるかもしれない。
例えば、現実に目に見えて、触ると反応する電子ペット(電脳コイル参照)とかが現実になる可能性があるということ。
今後、どのような面白いサービスが生まれるかはわからないけど
わくわくするような面白いことが起きつつあると思う。