防水ウォッチ、防水カメラ、でも防水ではない防水携帯

防水ウォッチ、防水カメラ、でも防水ではない防水携帯Cool Samurai Blog

防水についてご存知の方も多いかと思いますがちょっと書きたいと思います。

普通の人であれば、防水と書いてあれば海だろうがお風呂だろうが水につけることを想定しており、まさか水につけたら壊れるものに「防水」なんて謳うわけがないと考えるかと思います。

現に防水ウォッチも防水カメラももちろん潜水深度に差はあるにせよ水に潜って使うように作られています。

 

ところがそのようなものに一つ例外があります。いわゆる防水でも何でもない防水携帯です。

もちろん、取扱説明書には細かな字で、この「防水」携帯は○○の規格に準じているだけなので、お湯や海水はもっての他でプールもだめ、ましてや水に浸かっての使用すらできませんとか書いてあります。

防水携帯が欲しい人ってお風呂やプールや海で使いたい人であって、防水と謳うことで販売戦略上有利にしたいだけの「防水」携帯なんて全くいらないじゃないかと思います。

 

私は、趣味のウィンドサーフィンで海に入るので、防水ではないiPhoneの他に緊急連絡用に防水携帯を本気で必要としています。

そろそろ防水携帯欲しいなと思って探しましたが、大半の「防水」携帯は、海になんてとても入れることのできないものでした。

ぱっとみは、完全防水に見える防水携帯でも、

常温で水道水、かつ静水の水深1.5mの水槽に静かに電話機本体を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保ちます。

という注意書きがあり、どういう使用をしたらそんな状況になるんだという微妙な性能です。

常温で水道水(お風呂程度のお湯不可、塩素入りプール不可)に静かに入れるなんて、およそ実際の使用ではほとんど想定されない性能で残念でなりません。

せいぜい別途購入するであろう防水パックに入れて、万が一水がしみ込んでも安心というぐらいってことでしょうか。

 

「防水」携帯が、海やプールで売られている数千円程度の防水パック以下の防水性能しかないことに私はとても不思議な感覚を覚えます。

「防水」携帯を作られている携帯メーカーの方々はこのことに違和感をもたれないのでしょか?不思議でなりません。




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