人口減少問題について別荘優遇という解決策を考えてみた

人口減少問題について別荘優遇という解決策を考えてみたCool Samurai Blogvillas-66229_640

日本では6年前の2008年をピークに人口が減少し始めており、時々経済に悪影響が生じるということがニュースで流れています。

 

人口減少の打開策は移民の解禁と問題も解決方法もわかっていながら、それを望まない大多数の声によりおそらく今後ともなかなかこの問題は解決しないかと思います。

 

そんな中でどうしたら人口減少により生じる土地の下落、空き家の増大といった問題を緩和できるかを考えてみました。

これだけで全ての問題を解決できるということではなく、問題の一部でも緩和できればという視点です。

 

人口減少問題について別荘優遇という解決策>

◆問題点

人口減少により土地の下落、空き家の増大といった問題が生じている

 

◆解決策

別荘優遇策を導入し、より多くの家庭が別荘を所有することを目指す

 

◆効果

1家庭が1軒のみの家を保有する形態から、別荘優遇策により1家庭で主家と別荘の2軒を保有する形態を促進し、手入れされない空き家問題や土地の下落問題を緩和すること。

 

別荘を所有することにより、主家と別荘との間の移動手段のために、都市在住者においても移動手段としての車が見直され、かつ人の移動が起きることで経済が活性化すると考えられる。

 

◆具体的な優遇策

別荘を維持することをためらうのは、取得費用もさることながらその維持費用が高いことに起因すると思われる。

このため、下記の優遇策を提案する。

・税制上、別荘等に対して設けられている各種の不利な制度の廃止

・別荘取得時の即時償却もしくは事業所得(損失)として減価償却及びその他の関連費用の損金算入及び損益通算の容認

・別荘については、2段階料金とし、使用量ゼロの月については各種光熱費等の基本料金の免除制度の創設

・地方では下水道が整備されておらず合併浄化槽の設置が一般的であるが、別荘についても義務づけられている指定業者による定期的な清掃制度について、使用実態に合わせた緩和(現行制度は毎日利用を前提としているため)

・別荘を使用しない期間の貸し出しサービスの提供(民間?)により、維持費をまかなうキャッシュインを得られやすくする

 

今回参考にしたのは、ロシアで一般的なダーチャという別荘形態です。ソチオリンピックで取り上げられたことでダーチャ(別荘)について知った人もいるかと思いますが、ロシアでは別荘をお金持ちだけでなく、一般の2000万世帯以上の方々が所有している不思議な国です(ロシアの人口は日本の1.1倍程度)。

もちろんロシアと日本は歴史的な経緯も制度も異なりますが、一つの参考にしてみた次第です。




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