(Photo by (c)Tomo.Yun )
ネット上にHP(ウェブサイト)を持つことはリアルで土地を持つことに似ているように思い比べてみたいと思います。
まずは、ネット上のHPとリアルの土地の特徴をそれぞれ書いてみたいと思います。
◆ネット上のHP
・人の流れ(アクセス)が増えれば価値が増し、一定の収入を得ることができる
・人の流れ(アクセス)がほとんどない場合には、一定の収入を得ることは難しい
・人の流れは自分の努力で増やす必要がある
・ネット上の住所であるアドレス(coolsamurai.com等)は変更できないが、人の流れは後から自分の努力で増やすことができる
◆リアルの土地
・人の流れの多い道に接した土地は価値が高く、一定の収入を得ることができる
・人の流れのある道に接していない土地(接道していない山奥の土地等)は、一定の収入を得るのは難しい
・人の流れのある道を自分の努力で通すことはできず、公の機関任せである
・住所を後から変更することはできないため、はじめにどの場所の土地を取得するかが大変重要である
ネット上のHPとリアルの土地は当然別物ですので、全く同じというわけではありません。
似ている点としては、人の流れが多い程、価値が増すという点かと思います。人に広告スペースとして貸したりお店として物販の拠点にしたりといったマネタイズをしなければどれだけ人の流れがあっても収入を生まないという点も似ているかと思います。
それに対して大きく異なるのが人の流れの作り方です。
土地の場合には、人の流れである道を造るのは公の機関の仕事で人任せですが、ネットでは自分で人の流れを作ることができるという点は大きく異なります。
ネット上で道を作る方法はいくつかあり、TwitterやFacebookといったSNS経由で人の流れを作ったり、検索エンジンに引っかかるようにSEO対策をしたりといったことを地道にすることで徐々に人が流れるようになります。
ただ、おそらくはまだ多くの人はHPがリアルの土地のように価値があるものだという認識がないため、ネット上にHPを作るなんて手間がかかったりして面倒なものだという認識の方が多いのかなと思います。
実際、ネット上にHPをただ作っただけでは、道のない山奥や砂漠の真ん中に土地を所有したのと同じで、人通りがない内は収入を得ることは困難です。
しかし、早めに人の流れを作っておけば徐々に人の流れが増え、将来とても価値がある土地を保有するのと同等の便益を得るかもしれません。
まだ、私自身も試行錯誤中ではありますが、なんとなく比較してみたいと思い、こんなことを書いてみました。