労働時間は少ない方が美徳という日本社会を望む

労働時間は少ない方が美徳という日本社会を望むCool Samurai Blog久しぶりに色々と思うところがあり書きたいと思います。

 

あまり日本人はとか外国ではということは書きたくないのですが、こと日本人の労働時間についてはあまりにも異常だと常々思っているので書きたいと思います。

 

よくある残業時間自慢、まずはあれをなんとかしたい。

「今月or先月、100時間残業しちゃった」

という自慢だかなんだかよくわからないよくある会話。

 

これを残業するというのはものすごく恥ずかしいこと、という意識変化ができないものかと思う。

 

私としては、会社勤めの人なら残業時間ゼロの人が一番よい人で周りからの尊敬を集めもっとも誇れる人。自営なら労働時間が少なければ少ないほどよいという風潮を日本社会に望みます

 

なぜこんなことを書くのかというと、多くの子供のいる家庭で残業するということは、それは誰かの負担の上に成立するものだと思っているからです。

それは貴方の子供の負担かもしれないし、貴方の奥さんの負担かもしれない

貴方が残業しているということは誰かの負担の上で成立しているから。

 

特に多くの共働きの子育て家庭では、奥さんだけが育休を取得し、またその後も時短もしくは定時勤務で子育てと仕事を両立(実際両立はかなりきついです)させている。

 

よく子供が生まれた男の人に育休取らないの?と聞くと帰ってくるのは、

「そんなことしたら仕事なくなっちゃうよ」

「出世できなくなっちゃうよ」

「二人も育休とる必要ないし、することないよ」

といった男性陣の答え。

 

自分は育休取らないのに、奥さんが育休を取るのは当然というのはどこかおかしいと思いませんか?

少なくとも私はこういう答えを聞くたびにすごくおかしいと感じます。

 

また、子育て中の働く女性に対して、あの人は時短だからとか定時勤務で残業できないから重要な仕事を回せないとか出世が遅れるのも当然いうことも、あれ?変だなと思わないのだろうか。

 

貴方も子供がいますよね?それなのになんで残業しているの?なんで時短じゃないの?おかしくないですか?

 

それって誰かに自分が本来するべき育児や家事を押し付けているから成立しているのでは?

奥さんが専業主婦だから残業しても大丈夫?

 

本当ですか?

 

子供も奥さんも本当にそう思っているのでしょうか?

しょうがないと諦めて貴方に言わないだけなのでは?

 

このようなことを書くと現実的ではないとか言われるかもしれない。

 

でもやろうと思えば労働時間を減らすことなんてできるんです。少なくとも私のことを知っているという方は実例があるということを理解できると思う。

 

いつの日にかは労働時間は少ない方が美徳という日本社会が到来することを私は望みます。


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