（写真はタイのアユタヤ）
昨年子連れ出張に行ったタイのバンコクについての感想です。
よく、いろいろな媒体で子連れで行く海外としては近場のアジアがオススメと書かれているのを見ますが、あれ嘘だと思います。
ああいう記事は想像で書いているか、欧州等の他の国々に子連れで行ったことがない人が書いているのではないかと思います。
これまで２歳児と１歳児になる子供たちを連れて海外４カ国（オランダ、ベルギー、チェコ、タイ）に行きましたが、私の感想としては、一番大変だったのは、アジアの中では相当進んだ街であるタイのバンコクでした。
タイのバンコクは香港やシンガポール等の先進国を除けばアジアの中でもかなり進んでいるし水道水も比較的綺麗です。でも、バンコクで最も涼しい時期である乾季に行ったにも関わらず、子連れで行くには暑すぎるし、街はバリアフリーとは無縁なためベビーカーでの移動はかなり大変でした。
それに対して以前行ったオランダのアムステルダムとハーグのどちらも街全体がバリアフリーでした。オランダの隣のベルギーはバリアフリー度はイマイチでしたが、レンタカーで回れることもあり移動はとても楽でした。
また、チェコのプラハについては、街自体小さいので全て徒歩でも回れますし、少し距離がある場合には地上を走っているトラムに乗れるので移動はとても楽チンでした。
何より欧州の方々は階段やトラムに乗るときに「ベビーカーを持ちましょうか？」と積極的に声をかけて手伝ってくれるとても紳士的な方々です。
タイのバンコクですらそのように声を掛けてくれたのは欧州からの旅行者だけでした。
また子供は見て学びますので、こういう紳士的な対応ができる人になってほしいという親心からも欧州の方が子連れ旅行にオススメだと感じました。
