今回のハンガリーでのミッションは会社設立、銀行口座開設、アパートメント契約です。
三番目のアパートメントの契約について書きたいと思います。
まずはあまりなじみのないブダペストの位置関係です。
まず、ブダペストには大きく西側のブダサイドとペストサイドの東側があります。
日本人学校がブダサイドにある関係もあり日本人駐在員はブダサイドに住むケースが多いようです。
また、ブダペスト全体としては治安に難はないのですが、上の地図の右下側の8区だけは治安に注意が必要なエリアとブダペストのイギリス人の不動産屋さんから言われております。
一部のネットで8区に合わせてさらにその下の川沿いの9区の治安についても書かれているものがありますが、これは完全な誤解のようで、不動産屋さんの話では9区はむしろ人気があるとのことです。
何度かブダペストに滞在する中で、私的に好きなのがペストサイドの中心部の5区、6区、13区と7区のうちの6区よりの場所です。
8区の中では再開発されたCorvin Plaza周辺には実際に泊まったこともありとても綺麗ではあるのですが、子連れということで安全は最優先のため候補から外しました。
物件探しで重要視したのが、日本人ならやっぱり湯舟があるかどうかとベビーカーなのでエレベーターがついているかという2点です。
ところがこれがなかなか難しく綺麗目なリノベーション済みのアパートメントにはたいていお洒落なシャワーしかついてないケースが多いのです。
また、ブダペストはドナウ川沿いとアンドラーシ通り及びその周辺は世界遺産に指定されているとても趣き深いそれこそ築何百年なんじゃないかという年代物のアパートメントばかりなのでエレベーター付きの物件自体がとても少ないのです。
いくつか物件を探した結果、中心部の5区にあるアパートメントを一旦は契約しました。
しかし、後日判明したことですが、このアパートメントはビザの申請の過程で書類を揃えている中で家主側の所有権が登記されていないという大問題が生じたため、結局再度アパートメント探しをすることになりました。
この話は次回書きたいと思います。