突然ですが今の時代は、どこどこ会社で働いているというよりも、個人がのびのびと自分の好きなことを成し遂げられる時代になったのではないかと思います。
先日の記事でも紹介したWHILLプロジェクトは本職としては会社の技術者であったり、デザイナーさんであったりする方々が個人としてチームを作ったものです。特定の会社のプロジェクトではありません。
そして、自分たちの土日を使って作業し、自分のポケットマネーを使って新しいモビリティーであるWHILLを完成させました。彼らは自分たちの力で目標であった東京モーターショーに出展し、そして飛躍するためには不可欠であったマスメディアへの露出、つまりワールドビジネスサテライト出演も成し遂げました。今後海外版のNHKへの出演も決まっていると聞いています。
個人のチームで東京モーターショーのようなイベントに参加することだけでもとってもすごいことだと思います。
ではそんな彼らを誰が支援していたでしょうか?行政?国?銀行?ベンチャーキャピタル?
いいえ、そのような政府・会社は実績のない新しいことには決して投資も補助もしません。
そんな中彼らを資金面で助けたのは誰でしょう?
それは無数の個人です。
CAMPFIREという個人から少額のカンパを募るサイトを通して、多くの個人が少しずつ彼らTeam WHILLを助けました。
これってすごく素敵な時代になったと思いませんか?
国がとか会社がとかじゃないんです。
個人がほんの少しづつでも世の中を変えることもできる時代になったんです。
だから私は彼らを心の底から応援したいと思っています。
がんばれTeam WHILL
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