今移住先としてオランダが熱い!!

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もともとオランダは自営業ビザが取りやすいので長期滞在するにあたってビザについては特別心配はしていませんでしたが、ここのところオランダが移住先として熱く話題になっているので紹介したいと思います。

 

まず、オランダ当局による日本向けサイトに掲載されている内容

日本国籍者 ― オランダ労働許可が不要に 

(居住許可取得の必要は従来のとおりで変更ありません)

オランダで就労する外国籍者(EU諸国を除く)は基本的に「労働許可」と「居住許可」の取得を必要とする。

しかし、2014年12月24日オランダ政府は、1912年に締結された「日蘭通商航海条約(The Treaty of Trade and Navigation between the Netherlands and Japan)」を根拠として、日本国籍者はオランダで「労働許可なく就労できる」との判断を下した。これにより、日本国籍者がオランダで働く場合には、「自由に労働が可能な居住許可(Residence Permit “work freely permitted – work permit (TWV) not required”)」が交付される。

(参照:オランダ経済省 企業誘致局 http://www.nfia-japan.com/news.html?id=220)

 

既にオランダで支援ビジネスを立ち上げられている方のサイト
今、日本人の海外移住先としてオランダが熱い理由
http://www.lifehacker.jp/2015/05/150529holland_japanese.html

 

よく日本が危ないと言われる時にいざとなったら海外に逃げればいいよと言われる方がおりますが、実際にはビザの問題があるためアジア圏のフィリピンや引退者向けのタイを除けば、簡単に日本人が長期間滞在できる国は世界にはほとんどありません。

馴染みがあるアメリカやヨーロッパ等では観光ビザでの数ヶ月滞在は可能ですが、1年間滞在となれば、それはもう大変です。

そのような中で、ヨーロッパの地理的な中心地であるオランダにおいて日本人が滞在しやすくなったというのは大きな出来事です。

これまでは英語圏ばかりが注目され、非英語圏であるオランダはあまり注目されていませんでしたが今後日本人にとっては大きく注目されるようになるかと思います。

私自身も先月オランダベルギーに訪れたばかりですが、早速次の訪問計画を立てたいと思っています。

 

<2015年5月追記>

補足するとオランダに3ヶ月以上滞在する場合には、滞在許可自体は必要です。ただし、観光ビザであろうと学生ビザであろうとその他の滞在方法であってもその間に自由に労働市場にアクセスできます。だから今からオランダに飛んでアルバイトをするというのも自由なわけです。ただし、その期間が3ヶ月を超える場合には、その間に滞在許可を取得する必要があるというわけです。

 

<2016年6月追記>
残念ながらオランダNFIAの発表によると、元となったスイスとの条約見直しに伴い、日本国籍者は今後、労働許可の取得を要する状態に戻るとのことです。オランダに長期滞在するためには今後自営ビザ等のビザの取得が必要になります。


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