(画像はNASA HPより)
日本でははやぶさ2の製造が開始されましたが、本場アメリカのNASAでも惑星探査が進められています。
2011年11月26日に火星に向けて打ち上げられた火星探査車(マーズローバー)キュリオシティ(好奇心という意味)は、順調に行けば日本時間8月6日に火星に降り立ちます。
このマーズローバーは、
・火星には生命がいるのか?
・火星にある水を探せ!
という目標を持つNASAの火星探査プロジェクトの一環として送られるものです。
この内、今回のマーズローバー、キュリオシティ(別名、マーズサイエンスラボラトリー:火星科学実験室)のミッションは火星における人の居住性を探ることで、将来的に計画されている人による火星探査の前段階の調査活動になります。
この調査活動に耐えられるよう、今回送られたキュリオシティというマーズローバーは、前回の2004年に到着した前回のマーズローバーよりも大型で長期にわたって活動出来る機構になっています。
前回のマーズローバーの撮った初めての火星の地上の写真に見覚えがある人も多いのではないかと思います。
(NASAのHPより)
NASAのHPは好奇心を満たす宝庫です。非常に大量の情報がありますので、その中からおススメの動画を紹介します。
一番の おススメはなによりも下の動画です。この動画を観ればこのプロジェクトの全体像がわかります。
おススメこのプロジェクトの全体像
動画(音がでるので注意、以下同)11分あり重いですが、わかり易いです。
スマホからはこちらの軽い動画をどうぞ
8分頃からの映像を見るとなぜ今回のプロジェクトにマーズサイエンスラボラトリー:火星科学実験室という名前がついているのかよくわかります。
その他、いかにキュリオシティが火星に無事着陸するか大変かについて
動画
などいろいろと面白い動画があります。
これだけすごいプロジェクトですが、NASAをしても月より遠い惑星に着陸し試料を採取し、再度地球に帰還するサンプルリターンは今だに成し遂げていません(1度、スターダストが彗星の尾から試料を回収したのみ)。
これまで唯一成し遂げたのは日本のはやぶさのみですのでいかにすごいプロジェクトであったかがわかります。
もし興味のある方は、直接NASAのHPでもご確認ください。(非常にボリュームがあります)