オランダに定期的に住むメリットデメリットまとめ

オランダに定期的に住むメリットデメリットまとめCool Samurai Blog

(今読んでいるLonely Planet Amsterdam 英語)

最近オランダとアムステルダムについてはまっています。

当初は読んでいたガイドブックやJetro等の日本語の情報はだいたい読み終えてしまったので、最近はもっぱら英語の情報をチェックしています。

今は、上のLonely Planet Amsterdamを買い、Kindleで読んでいますが、文章が多い割に大変読みやすく現地の情報も多く書いてあるので、お勧めです。

 

せっかくのいい機会なので、住宅事情、契約の仕方から、会社設立、税制までかなり細かいところまで確認しています(細かい現地の最新情報は専門情報のためネット上や日本語ではありません)。

確認した限りでは、オランダは、物価がそれなりに高かったり、現地の税制がそれなりに高かったりと必ずしも外国人が滞在したり所得を得る面で見るとメリットばかりではありませんが(逆に日本という国と制度のメリットを実感したりします)、それはそれとしてまずは実態把握をしています。

 

オランダ、アムステルダムに定期的に住む場合の自分的なメリットデメリット

◆メリット

・東京から直行便が飛んでおり、また欧州内の基幹空港であるスキポール空港から主要都市までのアクセスがよい

・欧州内での利便性はよい場所に位置している

・車無しでもトラムや自転車で安全に都市内を移動できる

・日本人学校や日本人商工会議所等の日本人向けのサービスは充実

・法人税は20%程度比較的安い(地方税は無し? 段階のためある程度以上は約25%)

・最終的には各種書類はオランダ語が必要になるものの、ある程度英語の専門情報が多くある

・最低賃金(時給)が1400円程と高いため、稼ぐにはいい場所かもしれない(ビジネスをする上で現地の価格帯が高いことはメリットでもある)

・日本とオランダは最恵国待遇の条約を結んでいる模様で、日本人の自営業者によるビザ取得が緩和された模様

(正確には、日本についても最も条件の良いスイスと同等であるとの確認が昨年なされた模様)

 

◆デメリット

・アジアと比べて物価が高い(西欧と北欧は全般的に高いです)。但し物価と治安は基本的に比例するためデメリットだけとはいえないかも。

・所得税が社会保険とあわせると37%からと高い(駐在員用の30%ルールや日本人向けの社会保険の相互免除が自営業で適用になるか不明)。

・税率等が高いため、仮に個人で不動産を所有し、期間貸しをした場合に税引後の収入がよくない可能性がある。

・純資産に対して掛かる税金(純資産の1.4%)があり、個人の資産を保持しづらい(法人資産の場合は掛からない?)

(当然、固定資産税は別途あります)

 

全体としては、日本の先人の方々の苦労が忍ばれ、日本人(特に駐在員の方々)がビジネスしやすいように努力された跡が制度の随所に垣間みられます。

また、私として制度等について完全に理解しきれたわけではないので、今後も継続して確認・理解し、最終的には現地や現地に詳しい方に確認・相談した上で柔軟に判断したいと思っています。

 

オランダやアムステルダム関連の情報で代表的なものだと下記の情報源があります。

Jetro 海外ビジネス情報 オランダ(日本語)

http://www.jetro.go.jp/world/europe/nl/

 

オランダ日本商工会議所(日本語)

http://www.jcc-holland.nl

 

I Amsterdam(英語 I am Amseterdamと掛けて韻を踏んでいます)

http://www.iamsterdam.com

 

Lonely Planet Amsterdam(英語 ネット版で本の補足情報が掲載)

http://www.lonelyplanet.com/the-netherlands/amsterdam


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