私は日本人ですが、学生時代、その後もずっと韓国人や中国人を含む外国人と交流してきました。その過程で過去の歴史問題等彼らと何度も議論しました。
でもだからといって韓国人、中国人を嫌ったりはしません。彼らは今でもとても大切な友人です。
私は、竹島も尖閣諸島も日本の領土だと思ってます。過去の歴史についても勉強した上で相手の気持ちを考えつつ主張するべきことは主張してきました。
でも、韓国の方や中国の方が彼らの領土だと言っていることも知っています。日本では日本の教育がされるように、彼らは彼らの教育が行われています。
また日本を含むそれぞれの国のテレビでは、必ずしも公平ではないその国の政治の意向を強く受けた番組制作が行われるため、どうしてもそれぞれの国民の思考にも政治の影響が色濃くでます。
もし、韓国や中国の方々に対して何かを主張してかつ説得したいと考えるならば相手のことを知ることがいいと思います。私自身は韓流ドラマは見ませんが、今韓流ドラマ等のテレビ番組の放送が取りやめられていると聞きますが、することが逆です。
こういうときこそ相手国のドラマや映画等を観て、それらの国の人々はどのようなことに感動し、どのような言葉が心に響くのか考えるためにも、相手の研究はした方がいいと思います。
文化や育った環境が大きく異なるため他国の人の考え方を「理解する」ことは困難です。でも、他国の人が「違う」考え方をすることを理解することはできるかと思います。
もし「違う」ことに気がつくことができれば、自分の感覚で主張しても相手に伝わらないことに気がつくことができます。「違う」考えをする方に何かを主張するためには、それなりの相手の思考方法を考えた上で主張する必要があります。
もし相手のことを嫌いだと思うのであればよく相手のことを研究するべきだと思います。嫌いという感情があるということは相手に興味があるわけですから、相手のことを研究する過程で相手のことを好きに変わるかもしれませんので。