子連れでどのように海外に旅行するのか、子連れで海外旅行に行くことを検討されている方の参考までに自宅から成田空港までの移動、空港でのやりとり、飛行機での対応、現地のホテルまでの移動について書きたいと思います。
◆移動経路全体
自宅−成田空港−スキポール空港(アムステルダム)−プラハ空港−プラハホテル
中継地の時間を入れた飛行時間合計:14時間程度
自宅出発は飛行機の出発時間の3時間半前
プラハ着陸からホテルまでは1時間半程度
移動時間合計:19時間程度
◆自宅−成田空港
自宅から成田空港までは車で向かいました。駐車場への到着は飛行機の出発時間の2時間45分前でした。
成田空港側には有料の民間駐車場が多くあり、14日間でも合計6−7千円程度で駐車できます。
金額的にはさらに安い駐車場もありますが、私は車の鍵を渡さない固定式の駐車場に停めています。
車の鍵を預ける移動式の方が金額的には安いですし、昔は私もそういうところを利用していました。
駐車場に着いたら、チェコでレンタカー時に使うためチャイルドシート2台を外して大型のバックに入れて持っていきます。
駐車場から成田空港までは無料の送迎がありますので送迎バスで成田空港に向かいます。
成田空港には飛行機の出発時間の2時間半前に到着しました。
◆成田空港
事前にネットでチェックインと搭乗券の印刷を済ましているので、まず荷物を預けます。
チャイルドシート2台は預け荷物のカウントの対象外となるのですが、事前にその旨を航空会社に伝えておく必要があります。
また、ベビーカー2台については乗替地のアムステルダムでも必要なため、カウンターで紫色のタグをつけてもらいました。
荷物を預け身軽になったら空港内のレストランで食事を取りました。ここで子供を歩かせたり遊ばせてできる限り疲れさせます。
オムツ替えもこのタイミングでしておきます。逆に、飛行機に乗ってすぐにミルクをあげる必要があるためここでは子供には食事をあまりあげません。
一通り済んだら税関検査、出国検査に向かいます。
◆成田空港からスキポール空港(アムステルダム)
子連れの場合、ファーストクラスやビジネスクラスよりも早い優先搭乗となるため、必ず搭乗時間より前に搭乗口に着く必要があります。
搭乗口でベビーカー2台を預け、優先搭乗します。
飛行機に乗ったら荷物をまずは入れ、必要なおむつやミルク等を出しておきます。
飛行機内では冷やすものがないためミルクをあげ始める時間の30分ほど前に作りました。ただ、成田空港は出発時間から実際の離陸時間までが長めのためあまり早くミルクを作らないように注意が必要です。
我が家は子供2人とも2歳以下のため、離陸時は親の膝の上に乗せて、子供用の赤いベルトを装着します。下の子は飛行中も母乳をあげるために0歳児の次男を妻が、1歳児の長男を私が膝に乗せていました。
離陸時と着陸時は、子供はまだ耳抜きができず何もしないと、子供が泣き叫ぶことになるので必ずミルクをあげたり水を飲ませたりする必要があります。
近距離だからとここで油断して何も対処しないと飛行時間中子供はずっと泣き叫ぶことになるかと思います。
今回私たちが利用したKLMオランダ航空は外資系のため離陸時と着陸時のシートベルト着用サインの点灯時間は短めのため子連れ旅行には大変助かります。
逆に日本の航空会社はシートベルト着用サインの点灯時間が非常に長いため子連れの場合には十分に注意が必要です。
シートベルトサインが消えたら子供の自由に遊ばせます。ここでの目標は泣かせないことのため、基本的に子供がおきている間は親が面倒を見る必要があります。
早め早めにおむつをかえたり、ミルクや幼児食をあげたりしました。
前回もそうでしたが、行きの飛行機は子供も興奮しているためかまず寝ません。このため少しは映画等を子供と観ることもできましたが、飛行時間の間ほとんどずっと対応することになります。
着陸時も離陸時と同様に耳抜きのためにミルクをあげたり水を飲ませたりしました。
◆スキポール空港(アムステルダム)
スキポール空港での乗換時間は70分程度と短めなのでテキパキ動く必要があります。
まずは人の流れに合わせて出口に向かい、出口から少し離れたところでベビーカー2台を受け取ります。
ベビーカーに子供2人を乗せたら急いで乗換ゲートに向かいます。
乗換ゲートでEUへの入国検査と荷物検査がありましたが、子連れということもありどちらも優先して対応してもらえました。
なんとか搭乗開始時間までにプラハ行きの飛行機の搭乗ゲートにつき、またベビーカー2台を預けました。
◆スキポール空港(アムステルダム)からプラハ空港
今回の旅全体で大変だったのはこのときだけでした。
飛行機に乗ってミルクを作って準備をしていたところ、何かの理由により30分出発が遅れるとアナウンスがありました。
EU内の移動は国内線扱いの小型の飛行機のため機内は暑く二人とも子供が泣いてしまいました。
また、ミルクをあげる時間ということもあり欲しがりましたが、ここであげると耳抜きが出来ないため大変困りました。
スチュワーデスさんがお菓子をくれたためになんとか泣き止みましたがなかなか大変でした。
飛行時間は1時間半程度と短くうとうとしている間にプラハ空港に到着しましたが、ここでも到着時間が遅れたためタラップの準備のタイミングと合わず、到着してからまた待たされることになりここでも一人が鳴き始めて釣られてもう一人も泣きまさに鳴き声の2重奏となってしまいました。
ただ、周囲の乗客の方々は大変優しく、皆さん笑って赤ちゃんなんだからしょうがないよといってくださり本当に助かりました。
◆プラハ空港−プラハホテル
プラハ空港からホテルまでは行きも帰りも事前に送迎を頼んでいました。
飛行機の遅延もありましたが、ちゃんと待っていてくれました。
プラハ空港トランスファー
http://www.puraha.jp/index.htm
子連れの場合には飛行機以外の空港からホテルまでの移動も結構大変ですので、事前に手配をすることをお勧めします。
送迎のおかげで市内の見どころを運転手さんから聞きながらホテルまでは楽に移動することができました。
こうして無事にプラハのホテルに到着しました。