主人が、友人から、「きっと奥さんはプラハ旅行大変だったに違いない…」と言われて落ち込んでいるようでしたので、妻の私から見たプラハ旅行の感想も書いておきたいと思います。
旅行直前までは、正直なところ、あまり気が進みませんでした。1歳と0歳の赤ちゃん連れで、ヨーロッパに行っても本当に楽しめるのだろうか、子供たちは長い飛行機での移動時間やレストランでの食事中に静かにしていられるのだろうか、と不安は尽きませんでした。
ところが、実際は、想像以上に楽しく充実した旅になりました。
プラハは、プラハ城にカレル橋、時計塔といった名所に加え、街並み自体がとても美しくて、街を散策しているだけでも楽しめます。中心部に見どころが集中しており、教会や美術館にも子連れで入りやすく、ベビーカーを押しながらでも十分に楽しむことができました。
ご飯も美味しく(量は少し多いですが)、比較的物価も安いので、長期滞在がしやすい街だと思います。途中で1泊したチェスキークルムロフもとっても素敵な可愛らしい街で、もしチェコ旅行で時間があるなら、是非足を伸ばすことをお勧めします。
今回の旅行で意外と楽に感じた理由としては、長距離の飛行機で4席続いた席を確保してもらえたこと、基本的に同じホテルにずっと滞在したこと、ホテルから観光名所までの距離が近かったことが大きいと思います。
子連れでヨーロッパ旅行に行く際の大きな障害の1つは、飛行機での移動時間の大変さですが、主人が赤ちゃん2人連れでの座席の要望を早めにKLMに出してくれたお蔭でスペースに余裕があったため、子供たちをあやすのにかなり楽でした。
また、同じホテルに滞在することで、子連れで重い荷物を抱えてホテル間の移動をする必要がなく、さらにそのホテルから街の中心部まで歩いて行けたので、子供たちが疲れてぐずり始めたら一旦ホテルに戻り、少し休んでまた出発ということが可能だったのも大きかったかと思います。
レストランやお城、美術館などで子供たちがぐずってしまい、焦ることもありましたが、日本でも子育てである程度慌ただしいことを考えたら、想像していた程大変ではなかったかな、と感じています。
小さな子連れだと、オペラやコンサート、フォーマルなレストランや階段が多い観光名所には行きづらいのは難点ですが、それ以外で楽しめるところだけでも、十分に満足することができました。長男も旅行中ご機嫌で、なかなかこの旅行を楽しんでくれたようです。
ヨーロッパに赤ちゃん連れで旅行というと心理的ハードルは高めになるかと思いますが、事前準備さえしておけば、思い切って行ってしまうと楽しいものだなと感じました。子育て中の息抜きにもなり、プラハ旅行のとてもよい思い出ができました。
(この記事のみ妻が全て記載しております。)