EU統括会社はロンドンからどの街に大移動するのか?

EU統括会社はロンドンからどの街に大移動するのか?Cool Samurai Bloghitsuji

2016年6月23日のイギリスの国民投票によりイギリスがEUから離脱することを意思決定しました。

これに伴い為替や株が大荒れとなっていますが、私個人として興味があるのはその先の話です。

 

イギリスには日本企業を含めた多くのグローバル企業がEUを統括するEU統括会社を置いています。

もちろん他にもドイツのデュッセルドルフやオランダのアムステルダムにEU統括会社を置いている会社もありますが、ロンドンにEU統括会社を置いている企業は多くあります。

つい最近もニュースになりましたが、EUではEU域外に個人情報を持ち出すことに制限があり2018年にはEUデータ保護規則が施行されます。

EU域外への個人情報の持出には最高で全世界売上の4%の制裁金が課せられる可能性があるため、必ず対応せざるを得ません。

 

このためこれまでイギリスのロンドンにEU統括会社を置いていた多くの多国籍企業はEU内のどこかの街に大移動する必要が生じます。

 

それではどの街に移動するのでしょうか?

候補としては、オランダのアムステルダム、ドイツのフランクフルトやデュッセルドルフ、フランスのパリ、ベルギーのブリュッセルといった街でしょうか。

 

実際に大企業の大移動が起きた場合には、多くの従業員を伴い移動するため、その街の不動産価格や物価は上昇する可能性が高いと思います。

 

上に挙げた5都市について税制、言語、人材、地理的要因等についてそれぞれ比較分析し、どの街への移動が起きる可能性が高いか次回以降書いていきたいと思います。


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