過去の消費税増税の影響を見てみたいと思う。
1989年 3%の消費税導入
1997年 3➡5%に税率をあげる
時期的にバブル崩壊等もあるため、消費税以外の要因もあるような気がしますが
単純に成長率は1988年と比較して、89年は7.15%➡5.37%と1.78%下がりました。
そして1996年に2.64%まで回復した成長率が97年1.56%、98年マイナス2.05%と見事にたたき落とされていることがわかります。
今回も景気への影響はないとか非常に笑えない話も聞きますが、上記の通り過去に学ぶのであれば十中八九GDP成長率にはマイナスに働くことは明らかです。
では、日本の企業はどうするか?国内の成長率がさらに下がることが国の政策によりほぼ保証されている中で国内の生産設備の投資等をしたら株主から背任行為として訴えられます(実際日本ではほとんどありませんが)。
ということは普通に対応するのであれば今よりも海外での生産設備等の投資割合を増やすことが予想されます。
日本国政府は体を張って、外に目を向けるように言ってくれているのでしょうかね、ありがとうと感謝しないと。。。。