オリンピック関連が続きます。
今回2020年オリンピック候補都市であった5都市のうちドーハとバクが落選しました。
それに対して上位2都市のマドリードと東京から遥かに低い点のイスタンブールが通ってます。
そこで落選2都市と通ったイスタンブールの3都市を比較してみました。
当落線3都市比較
イスタンブール | バク | ドーハ | |
コンセプト、競技会場 | 6-8 | 4-7 | 5-8.5 |
選手村 | 6-8 | 5-8 | 7-9.5 |
プレスセンター | 6-8 | 4-6 | 7-9.5 |
運営実績 | 5.5-7 | 3.5-5.5 | 5-7.5 |
環境 | 5-7 | 4-7 | 4-6 |
ホテル | 6-8 | 3-5 | 5-8.5 |
交通網 | 5-7 | 4-7 | 6-8 |
メディカルセンター | 7-8 | 5-7 | 8-9 |
治安 | 6-7 | 4-6 | 6-7 |
通信 | 6-8 | 5-7 | 7-8 |
エネルギー | 6-8 | 4-5.5 | 7-9.5 |
法律面 | 7-9 | 6-7 | 6-7 |
政府及び各種サポート | 8-9 | 7-9 | 8-9 |
財務面 | 6-8 | 4-6 | 8-9 |
合計 | 85.5-110 | 62.5-93 | 89-114.5 |
ご覧の通りアゼルバイジャンのバクは他の2都市と比較しても大きく見劣りしているため落選したことは納得できます。
それに対してイスタンブールとドーハではドーハの点数の方が上です。
レポートではドーハのプランはエコではなくIOCの理念とも違うことが落選理由と書いてあります。しかし、既に商業主義に舵を切って久しいIOCがエコ?とちょっと理解しがたい理由です。
逆に、暑い国ではオリンピックは開催するなということこそオリンピックの理念に反する気がします。
それに対してイスタンブールは2020年に UEFA Euro 2020という大会にも立候補しており2つの大会を同じ年の同じ夏?に開催することは実行可能性として困難がある(レポートにも明記されている)にも関わらず通っています。
ここからは私の想像ですが、これは何らかの政治が働いように思えてなりません。
イスラム 圏なんかでオリンピックはしたくないから、生粋のイスラム圏のドーハをよくわからない理由で落とし、実行可能性に難があり後からでも落選させやすいイスタンブールを残したのか。
いずれにしてもイスタンブール開催の可能性はそれなりに低いように思います。その上今年がロンドンオリンピックで2020年については来年夏に決めるとなると大陸的には東京が有利に思えてなりません。
そこで次は、実際3都市で東京が有利かどうかもう少し検討してみたいと思います。
また、実際に来年の夏に決まるまではわかりませんが、私としては東京の可能性はかなり高いと思っていますので、今後東京や日本で東京オリンピック開催に向けた応援の輪が広がってくれることを願っています。
前回よりはほとんど国内で盛り上がってないと、また足下救われかねないね。
個人的には結構盛り上がってるんだけどね〜
身近なお花見やBBQの企画でもそうだけど、やっぱりこういうイベントごとって企画側だからこそ感じられる楽しさとかあると思うんだよね。
オリンピック来たら例えばまだ小さい子供が8年後にもう少し大きくなっていてボランティアとして参加することなんか想像したらわくわくすると思うんだよね。
企画する側っていうのはちょっと大変だけどいい思い出になると思うんだけどね〜