4歳の息子に見せたいと共に私自身も行ってみたかった場所、世界遺産にも登録されているグリニッジ天文台です。
グリニッジ天文台目当てで私たちも訪れましたが、すぐそばにある海洋博物館もセットで行くことをお勧めします。
理由はのちほど。
まずはお目当てのグリニッジ天文台です。
グリニッジ天文台は丘の上にあるため手前に広い公園と児童公園があります。
私たちが来た時も遠足と思われる子供たちが児童公園で遊んでいて、うちの子も混ざってまずは遊びタイムです。
その後ある程度遊ばせてから丘を登ってグリニッジ天文台につきました。
博物館内では有名な経度0度の子午線があり、多くの方が並んでその上で写真を撮っています。
私たちは並んでいるのに気が付かず勝手に写真を撮っていたら怒られたので注意しましょう。
昔の望遠鏡
正確に時を刻む時計。これがいかに重要か次で書きます。
正確な時間は航海と密接な関係があります。
緯度は北極星等の星の位置(水平線との角度)で調べることができますが、経度を調べるためには正確な時間が不可欠です。
当時メジャーであった振り子時計は揺れる船上では正確な時を刻まないため代わりの時計が求められました。
イギリスはこのため船上でも正確に動く時計の開発に2万ポンドの賞金を懸けました。
これにより一大、時計の開発競争が始まりました。
そして現代でも使われるゼンマイ仕掛け(マリンクロノメーター)の時計が開発されていくことになるのです。
天文台
グリニッジ天文台自体はその歴史的な意義はともかくとしてとてもこじんまりとした博物館です。
ですのでロンドン中心部からわざわざグリニッジまで来たら海洋博物館もセットで行くことをお勧めします。
こちらはかなり充実している博物館で子供も大変喜んでいました。もちろん船好きな私も大興奮です。
海洋博物館の入り口の目印ガラス瓶の中の帆船
めちゃくちゃかっこいい帆船の模型が多く飾られています。
このほかに地上階の奥の方に子供の体験コーナー兼遊び場があり、そこでも子供は楽しく遊んでいました。