何がガラパゴスなのか

何がガラパゴスなのかCool Samurai Blog

(写真はイメージです)
普段日本にいると何がガラパゴスになっているか気がつかないかすっかり忘れている。

でも海外と輸出入をするとすぐに気がつきます、結構特殊な構造だということに。

なんでこんなことを書いているかというと、今日電動バイクの業者さんと会っていろいろ話して日本独自の規制が海外とは全く違うということを聞いて、そういえばそうだったなと思い出したから。

 

何が日本でガラパゴスになっているかといえば

 

例えば、

電動アシスト自転車

 

道路交通法だかの論理を何とか解釈するために生み出したアシスト機能なんてある意味日本独特の規制。

 

単に時速20kmでないとか速度規制なりにすれば海外と互換性を保てたところをアシストという独自の規格にしたため、当然海外では売れないし、海外では一般的ではないため安いのも入ってこない。

 

同様なものの筆頭が

軽自動車

 

海外メーカー製の軽自動車も聞いたことがないし、インドで売っている日本の軽自動車規格の車だってエンジンはより大型なものに置き換えている。つまりそのままでは売れないんですよ、発展途上国ですら。

 

別にメーカーを攻める気は全くありません。メーカーは決められた法体系、規制の中で切磋琢磨しているだけなので問題は完全に立法者と行政の問題です。

 

日本のメーカーを助けたい伸ばしたいと少しでも思うならば、日本独自の規格はどんどん廃止にし、また規制を作る時はある程度主要国と互換性をあるものにすることが本質的に日本のメーカーを助けることになるかと思います。

日本独自の規制にして守ろうとすることによって実はメーカーの基礎体力を奪っていることにいい加減気がついた方がいいと思います。

 

たぶんドローンとかの新しい技術については日本独自の規制がかかるでしょうから、優秀で行動力のある人がもし新しいことを本気で開発しようとするなら日本だとメンドクサ過ぎるのでアメリカに行っちゃうと思いますよ。




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