昔海外に行っていた頃はSIMフリーの端末を複数台持って行き現地でSIMカードを購入していました。GSM中心の頃です。
ただ、最近のデータ通信中心になってからはホテルのwifiのみで逆に現地SIMを使わず、時々レンタルモバイルルーターを借りるぐらいでした。
通信なしでもOfflineMap等のアプリを使えば地図アプリの代わりとして使えますが翻訳ソフトやレストラン検索等が旅行中の外出先で使えないのが不便でした。
今後海外滞在期間が徐々に長くなることが見込まれるため、なんらかの安価な通信手段は必要だと考えていました。
このため、2週間欧州に滞在する場合での4つのデータ通信の方法について、コスト、メリット、デメリットをまとめてみました。
前提として、日本のスマホ(iPhone)はまだSIMロック有のもので、その番号にも電話が掛かってくることがあるので海外用SIMカードを刺せない前提です。
検討したデータ通信の方法は下記の4通りです。
A案:キャリアの海外ローミング
B案:レンタルモバイルルーター
C案:SIMフリーモバイルルーターと海外用SIM
D案:SIMフリースマホと海外用SIM
A案:キャリアの海外ローミング
コスト:定額に到達する場合で28,000〜41,700円
メリット:現在使用しているiPhoneをそのまま利用可能で最も容易
デメリット:コストがとても高いので2週間の場合でさえ現実的ではない
オススメの旅行:短期旅行やほんとうに時々しかデータ通信しない場合(例:地図アプリは使わない)
B案:レンタルモバイルルーター
コスト:保険料込みで19,000円程度
メリット:現在使用しているiPhoneをそのまま利用可能、1回のみの旅行でのコストは最も安い
デメリット:行きと帰りの空港での忙しい時に受け取り返却が必要、複数回旅行する場合のコストはそれなりに高い
オススメの旅行:地図アプリ等しっかりとデータ通信する場合
C案:SIMフリーモバイルルーターと海外用SIM
コスト:端末代20,000円程度+通信料6,000円程度
メリット:現在使用しているiPhoneをそのまま利用可能、通信料は安め
デメリット:初期投資のための端末代はそれなり
オススメの旅行:2回目以降は通信料のみなので今後ある程度の旅行頻度が見込まれる場合
D案:SIMフリースマホと海外用SIM
コスト:端末代iPhoneだと90,000円程度+通信料6,000円程度
メリット:海外用端末のみでそのまま利用できる、通信料は安め
デメリット:初期投資のための端末代はかなり高額、金額を抑えるために格安アンドロイドを使用する場合には使い勝手が異なるので慣れが必要
オススメの旅行:現地SIMを利用したりと長期間の旅行をする場合
他にもデータ通信の方法があるとは思いますが主にこの4点から選ぶことになるかと思います。
イメージとしては現地でのスマホをwifiがつながるであろうホテル以外でどれだけ使うかによるかと思います。
ホテルでwifiにつながれば十分という方であればA案で十分ですし、ホテルの外でデータ通信(地図アプリ、翻訳ソフト、レストラン口コミ等)を使う頻度と期間が長くなるにつれてB案、C案、D案に移っていくかと思います。
今回のチェコ旅行で私がどの案を採用したかは次の記事で書きたいと思います。