最近は残業の話が多くあるので残業時間をどうしたら減らせるかについて書きたいと思います。
週の労働時間なんてもともと労働基準法という法律で決まっているのだから、いわゆる36協定という時間外労働の協定についての36条の定めを労働基準法から廃止し、労使の合意があっても労働時間を伸ばせなくすればそれで解決です。
もしどうしても必要があり残業したのならば、その週のうちに労働時間の帳尻を合わせるというのはそれなりに海外ではよくある方法です。
なぜ海外の会社には金曜日に連絡が取りづらいかというと週の前半で残業したらその分金曜日なりの出社時間を減らして残業時間を週の内ではゼロにするから。
今は労働者に残業させることで過大な業務に対応しているわけで、週を通して残業ゼロで法定労働時間内しか働かせられないなら過大な労働をさせることは不可能です。
このような状況になれば初めて経営陣にも効率化なり無駄な業務を減らすインセンティブが働くかと思います。
もし、大勢の方々が残業が本当に良くないと考えればこのような法律を通せば済みます。果たして日本でこのような法案が通る日が来るのでしょうか。
私自身はルールや法律がどうであれ長時間労働する気なんてさらさらないですので長時間労働されている方々で好きなようにルールを決めればいいと思っています。
ただ、子供の数を増やしたり女性の活躍を叫ぶのであれば、労働基準法から36協定を定めた36条を廃止する法案を通すのが最も手っ取り早い解決策だとは思います。