アジアヘッドクォーター特区についてまとめてみた

アジアヘッドクォーター特区についてまとめてみたCool Samurai Blog

昨年新宿、渋谷、品川田町、大手町、銀座、豊洲、晴海、臨海副都心がアジアヘッドクォーター特区として認定されました。

個人的には去年からずっと注目している特区ですが、東京都?のサイトがわかりづらかったのでちょっと整理します。

 

■アジアヘッドクォーター特区とは?

外国企業のアジア地区本社を東京に誘致するために規制を緩和した特区。

特に特区内でのみ税率が28.9%に減税されているのは大きいです。

 

申請時の内容はこちらをどうぞ

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/09/DATA/20l9r800.pdf

 

■アジアヘッドクォーター特区はどこにある?

新宿、渋谷、品川田町、大手町、銀座、豊洲、晴海、臨海副都心といずれも東京でも再開発もしくは開発を行っているエリアです。

私がわかるのは東京都心臨海副都心地域ぐらいですが、特区にふさわしい現在進行形で開発がすすんでいるエリアです。

 

■特区で規制緩和すると何が起きる?

例えば、特区のうちの一つの大手町・丸の内・有楽町地区では今から10年前の平成14年に容積率が緩和されました。

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/kijun/teki_kiju.pdf

この規制緩和の影響は大きく、現在でもこの地区ではオフィスビルが大量に建設されており、ここだけは不況とは無縁なのでは?というぐらいビルの建設が起きています。これを見ていると成長のためには規制緩和は有効だと感じます。

今回は外国企業の誘致なので、10年後の特区では国際的な街が出来上がっているかもしれません。

 

■特区のサイトはどこ?

アジアヘッドクォーター特区は下記のサイトになります。

http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/ahq_project/index.html

(ただ、サイトが知事本部?になっているので将来的にサイトが移動するかもしれません。)

 

<2012年7月追記>

内閣府の発表によると一部項目のみ(入国審査緩和、留学生就労ビザ、ビジネスジェット手続き簡略化等)は前進した模様です(下記リンクP4参照)。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/sogotoc/kyougi/01-press.pdf

アジアヘッドクォーター特区の都と国との協議状況の全体の進捗については、下記のPDFに項目別に詳細に記載されています。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/sogotoc/kyougi/ronten/kokusai3.pdf

上記の分析記事についてもそのうち書きたいと思います。



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