<「白本」著高城剛氏>
白本という高城剛氏の本を読みました。以前からこの方の本をいくつかKindleで読んでいるのですが、なかなか興味深い方です。
Kindleを持っていると毎月無料で一冊Kindle本を読むことができるオーナーズライブラリーというサービスがありますので、時々そのサービスでこの方の著書を読んでいます。
自分は、メディア関係の仕事をしているわけではないのでそちら関係の内容はよくわかりませんが、一つの生き方として面白い方だと思っています。
ある程度自由に生きているように見える方なので、たぶん色々と縛られている方や自由に生きたいと思う方からの質問をQ&A方式でまとめた本ですので、この本自体が一つの面白い読み物と言うよりは、既にこの方の著書を何冊か読んでいる方が読む系かと思います。
氏の本をはじめて読むのであれば「サバイバル地球旅行術」等の方が面白いかと思います。
私自身、まだ自由な生活ができているわけではなく、あと数年は掛け持ちやら保険をかけた生活を続けるかと思いますが、その立場からすると自由に生きるということは「決意すること」だという氏の言葉はそのとおりだなと思います。
たぶん多くの方は自由に生きたいと思いつつそれなりに会社なりに縛られた生活を送られているかと思います。
でも、たぶん、そもそもとして縛られた生活の延長線上に自由に生きる生活はないと思います。あるとしても65歳か70歳になってからです。
それよりもかなり前の段階で自由な生活を得るためには縛られた生活から半身でもいいから抜け出さない限りそちらに向かうことはできないと思います。そういう意味で決意することが自由に生きることだという氏の主張は最もだと思います。
今であれば、例えばネットを使えば、それなりの努力と勉強とオリジナリティーがあれば自営をすることは不可能ではないかと思います。もちろん付随する苦労が多くありますので誰にでも薦められるものではありません。
でも、仮に好きな国に行って生活する等、ある程度自由に生きたいと思えばできる時代ですので、決意するだけというのはその通りだと思います。
もしこの本に興味を持たれた方がいらっしゃればKindleなり書店なりで手に取られてみてはと思います。