預貯金口座とマイナンバー連結義務化されたら非居住者はネット銀行が使えなくなる!?

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今は預貯金口座とマインバーが紐づいていないため、非居住者の方はわざわざ自分が口座を持つ全ての銀行に対して非居住者であると通知していないケースも多いかと思います。

ところが、預貯金口座とマイナンバーの連結が義務化されたらどうなるでしょうか?

 

マイナンバーは日本に住所がある方限定のため、住民票を抜けばマイナンバーは失効します。

つまり、マイナンバーと紐づいた預貯金口座についても非居住者扱いになることが想定されます。

これはとても大きな影響があります。

 

多くの日本の銀行では、日本国内居住者限定のサービスであるため非居住者となれば邦銀の口座が一部もしくは全部使えなくなる可能性があります。

 

各銀行のサービスの状況を個別に調べようかと思いましたが、私が利用しているTransferWise社のサイトにまとまっていましたのでこちらを紹介します。

 

メガバンクは非居住者でも口座を持ち続けることができ、非居住者用の特別なサービスがあることが分かります。

対してネット銀行のほとんどは、非居住者となる場合は口座を解約する必要があります。ゆうちょ銀行は、非居住者は基本的に口座を解約する必要がありますが、続けて利用がある場合は利用代理人を立てることで口座の維持が可能になります。」

 

詳細については下記のTransferWiseのサイトをご覧ください。

TransferWise
海外赴任しても使える銀行口座6選!非居住者向けサービス・手数料解説

 

ゆうちょ銀行は原則解約ですし、口座が維持できるメガバンクであっても月額料金が追加で掛かることになります。

ネット銀行については、ソニー銀行を除いて口座解約が必要となるので影響は大きいです。

 

さらに、海外向けのサービスも大きな変更が行われます。

例えば三菱UFJ銀行では、国内送金が外国送金扱いに変更される等の大きなデメリットがあります。

 

三菱UFJ銀行
非居住者の国内振込に係るお取扱いの変更について

 

証券口座が既にマイナンバーとの連結義務化されているように、銀行口座のマイナンバーへの連結義務化は避けられないかと思います。

非居住者の方は十分にマイナンバー制度の動向に注意し、海外でも利用可能な金融サービスへの変更をご検討ください。


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